6月は4日は虫歯予防デー、また6月4~10日までは歯と口の健康週間です。 最近良く聞くようになった、予防歯科(preventive dentistry)という言葉があります。 欧米では普及している予防歯科もまだまだ日本でまだまだ浸透していない気がします。 歯が痛くなったりグラグラしないと受診しないとか、詰め物や被せ物が取れないと受診しないといったのが日本の一昔前の現状だと思います。しかしながら、そのような現状では若いうちは良くても歳をとった時に必ずしわ寄せが来ます。それが何歳で来るのか?どのような症状となって現れるのかは個人差がありますが。 8020運動という言葉があるように80歳で20本の歯を残しましょうという目標があります。 歯は失わないとその大切さが身に浸みて分からないのかもしれませんが、失ってからの代償は大きいです。 入れ歯の辛さ、インプラントの費用や苦労を考えたら自分の歯に勝るものはありません。日頃から、セルフケア(自分でやる毎日の歯の手入れ)とプロフェッショナルケア(歯科医院で行うメンテナンス等)を行うことで必ず歯の寿命は延びると思います。また、結果として歯を処置しないといけなくなったとしても、『人事を尽くして天命を待つ』という言葉があるようにやるべきことをやってこの結果ならというように後悔は少なからず軽減できると思います。
今からでも遅くないと思いますので、皆さんも予防歯科をやってみられてはどうでしょうか?
既にされている方は是非今後も継続されることをお勧めします☆<継続は力なり>
投稿日:2014年6月6日