歯科口腔外科:親知らずの抜歯
親知らずの抜歯
「親知らずが痛い」「病院で抜いてくださいと言われた」など親知らずの症状でお困りの方へ
口腔外科では、お口の中のできものや怪我、難しい歯の抜歯などの外科的な治療を行います。
お口やアゴについて、気になることや心配なこと、お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
親知らずの抜歯
特にご相談が多いのが、親知らずの抜歯です。
現代の日本人はアゴが小さいため、アゴの奥に親知らずが生える場所がありません。
そのため、傾いて生えたり、一部だけしか顔を出さなかったり、歯ぐきの中に埋まったままだったりすることが多くあります。
親知らずだからすぐ抜歯…ということはなく、正常にまっすぐ生えていてかみ合わせがしっかりとしている場合は、急いで抜く必要はありません。
ただ、むし歯になりやすかったり、周囲の歯が歯肉炎になりやすかったりするため、生え方によっては抜歯が必要になることがあります。
当院では、抜く抜かないの判断を含め、お口全体のバランスを考えきちんと診断いたします。
また、抜歯が必要な場合は、平日午後や土曜などにご予約をお取りすることもできます。
骨の中に埋伏して生えている親知らずの抜歯

下顎水平埋伏智歯の抜歯
費用:保険適用
親知らず4本の抜歯

多数歯(4本)の抜歯
費用:保険適用(概算:15,000円~23,000円、3割負担の場合)
治療の流れ
STEP1初診:相談
お口の状態を確認し、レントゲンで親知らずの生え方などを撮影します。その後、親知らずをどのようなスケジュールで、いつ抜歯するのかなどの治療計画をご提案いたします。
状態によっては、抜かずに様子を見たほうがよいとお伝えすることもあります。
STEP2抜歯当日
抜歯は、時間がかかるため平日日中を中心にご予約をお取りすることが多いです。
しかし、お仕事等のご都合にあわせて、平日午後や土曜日など、できるだけご希望にそったご予約をお取りするように心がけています。
当院では歯科医院では珍しい「静脈内鎮静」を使った治療を行っています。これは胃カメラなどの内視鏡検査時に使われるものと同じで、うとうと眠っている間に、治療が終わります。
歯科治療に対する恐怖心の強い方、手術や治療に抵抗感のある方は、遠慮なくお申し出ください。

歯牙移植(親知らずの移植)
失ってしまった奥歯があった場所に、自分の親知らずを移植する方法です。 通常は、両隣の歯を利用したブリッジを入れるか、インプラントか入れ歯を使うことがほとんどですが、健康な状態の親知らずがある場合、移植手術をすることが可能です。
親知らずの移植(歯牙移植)は、保険適用となることがあります。(条件あり)
実施している歯科医院は少ないですが、中村歯科医院では、対応可能です。
移植可能な歯の状態かどうか、保険が使える条件かどうかを含め、丁寧に診断させていただきます。